かちゃねこの日記

猫たちと過ごす平凡な日常の1コマ

太古の昔より変わらぬ祈り

2020年5月4日㈪

 

あれよあれよという間に5月に入りました。

依然、美術教室は休講中です。

 

 

長--------いな。

仕方なーーーーーーいな。

 

本日、緊急事態宣言が5月31日まで延長されましたし、

世界中がパンデミックの最中ですから・・・

 

 

ステイホームを貫き、さてどれくらいが経ったでしょう(・・?

 

 

 

 

今日はみどりの日ということで、

みどりの補色の赤い赤べこの年賀状図案を考案しました。

 

 

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来年2021年の正月を無事に迎え、

絶対に良い年にするんだ!という意気込みを描きました。

 

 

 

残った絵の具で、だるまを着色・・・。

 

 

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乾燥前はりんご飴みたいな艶があります。

 

美味しそう。

 

 

 

 

 

こんな風に、

毎日、私たちにとっての小さな戦いに挑んでいます。

今は歩みを止めてはいけない時。

どんな小さなものでも構わないから、

 

描く。

つくる。

それを楽しむ。

 

 

 

少しずつでも

美術のある日々の生き抜き方をつづけること。

 

きっと力になる。

 

 

 

 

今日はみどりの日(祝日)ですが、

赤い色の力を強く感じた日でした。

 

 

昔から赤には生きることに対する

強い祈りや願いが込められていたように思います。

 

 

 

みどりの日は色のことではないみたいですが・・・

 

 

いいんです。

なんだって。

 

 

 

こじつけでもいい。

今を生き抜く美術の力を求めて描いた赤べこ

 

 

 

 

 

油絵は青い月の絵を描いています。

 

 

穏やかに。

でも力強く。

 

 

色に祈りを託します。

 

 

 

 

 姪っ子が描いたアマビエさまは

そのうちTシャツかトートバッグに

シルクスクリーン印刷してあげたいな💛

 

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油絵を外に出してみた

2020年4月27日㈪

全国に緊急事態宣言が発令されてから早10日・・・

 

 

まだ、10日(・・?

 

もうかれこれ1ヶ月くらい

ステイホームし続けているような気がします。

 

 

できないことを挙げ出すと

だんだん目が半眼になってくるので・・・

 

 

今は、

授業の準備がてきる。

やろうと思っていて、ずっとやれないままだった事ができる。

勉強ができる。

家事ができる。

猫と寛ぐことができる。

草むしりができる。

虫の観察ができる。

 

そして

 何よりも、

美術教室が生業なのだから、

美術ができる。

 

 

 

毎月第4日曜日は、

陶芸の師匠のところで陶芸に親しんできた。

多分、もう5年は経つはずで、

これまでも仕事が忙しかったり、体調不良だったりで、

師匠のところに行けないことは何度もあったから、

イレギュラーな感じはないけれど・・・

 

第4日曜日の昨日は、今月も自宅です。

そして、自分たちの力で陶芸演習。

 

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毎回、

わざわざ師匠のところで、これ作らなくてもよくない(・・?

というような作品ばかりを作ってきたから、

やはり自主トレも通常運行の作業になりまして・・・

 

表札のようなものとか、だるまの箸置きとか、ヘアアクセサリーとか、

こころ和むものばかり生み出す結果となりました。

 

 

そして、本日も作業のつづき。

 

 

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昨日は曇り空だったのが、

一転、

快晴!!!

 

日焼け注意!

作業開始から1時間半後に気づくも、

時すでに遅し。

 

 

肌がひりひりする~

 

最近は室内で過ごすことがほとんどだったので、

紫外線の脅威を忘れていた・・・

 

 

怖いのはコロナウィルスだけではない(-_-;)

 

健康維持のための日光浴には長すぎた。

 

 

ただ、外にでたことで、

外に引っ張り出したくなったものもあり。

 

 

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この絵は20代の時に頻繁に描いてきた100号サイズよりは

ひと回り以上小さい60号という大きさの油絵ですが。

 

描きかけて、

さて~

 

さてさて、もしかしたら5年以上、

いや、10年近く制作が進んでいないというか、

忘れていたというか、

 

それでもよく今まで手元に置いていたな~

ということに驚く。

それほど、

久々に、キャンバスを移動させて、

 

良い運動になった今日です。

 

 

 

あまりにも久しぶりすぎて、

感想がいつも以上に日本語にならんな。

 

 

 

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描いていた当時はつまらん絵だと卑下していた

悪い作者だったけど、

今日見てみたら、悪くない絵ですね。

 

 

いつの間にやら鑑賞者。

 

 

 

油絵制作を後回しにしてきた理由はいろいろあったろうけど、

こうならないと描く機会がもどらなかったのかと思うと、

皮肉なものですが、

 

描く魔性、もとい

描きましょう。

 

変換間違いのおそろしいことよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グローバルネットワークでくじが当たった話

2020年4月25日㈯晴れ

 

自宅美術教室を休講にしてから早くも2ヶ月になります。

長い・・・

 

そして、まだまだ先も長そう・・・・

 

 

若い時と違って、

めげたり落ち込んだりするエネルギーもないので、

日々、やれそうなことをやって教室再開を静かに待っています(-_-;)

 

 

 

昼間は、

こども教室の研修として、

「目かつら」をつくりました。

 

 

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紙が目にめり込むので、

輪ゴムの長さ調節が大切です。

 

 

 

 

 

今や「ステイホーム」が合言葉の我が家。

場所は変わらずとも、見た目と時代感覚を変えてみようという

小粋な試み。

 

 

まだまだ~!

やれることはいくらだってあるぞ~

の心意気。

 

 

そして、そんな健気な自分たちの生活に彩を、

の心で、

今夜は先週も視聴したツイキャス配信を楽しみました。

 

 

今年デビュー10周年を迎えたギタリスト

西村 歩さんのライブ配信です!

 

 

アナログ人間の生きざまに、

ツイキャスなる新しいネットワークの波が押し寄せてきていますが、

結構楽しんでいます。

 

 

 

そして、今夜は、

ライブが終わった後の抽選で、私の名前が呼ばれたので、

おおお~っ!!!と驚くことができた!!!

なんて嬉しい。なんて刺激的なこと。

 

 

・・・だけど、

 

 

名前が呼ばれる直前、画面が乱れてフリーズしていたので、

何が当たったのかが分からなかった・・・・

 

 

 

 

ここはアナログ的に、

景品の発送を楽しみに待ちます・・・( *´艸`)

何が届くかな~💛

 

 

 

 

美術的な刺激は、

自らの努力でなんとか引き寄せることができるけど、

音楽的な刺激は、

やはり音楽人に頼るほかない。

 

ピカソが言った、

すべての芸術は音楽に嫉妬する・・・

 

分かる気がします。

音楽にしか表現できないものや癒せないものがあると思う。

 

 

 

何はともあれ。

場所を共有しなくても、時間を共有できる喜び!

 

 

テクノロジーの恩恵に預かっていることにも

改めて感謝の夜でした。

 

 

 

 

西村さん、ありがとう~!!

 

このパンデミックが終息したら、

必ずライブを聴きに行きます。

 

グローバルネットワークで筋肉痛になった話

2020年4月23日㈭☁

 

 

月曜日の夜のこと。

旦那のFacebookのお友達が投稿していた

フィットネス動画を目にして、とても興味が湧いたので

動画に合わせてやってみた・・・・

 

 

お友達はオーストラリア在住の日本人。

動画はあちらの方が英語でやっている。

 

 

これは、リスニングのトレーニングにもなる!と

張り切って無理してついていったら

筋肉痛3日目(-_-;)

 

そろそろもう1回やって、筋肉を鍛え直してやりたいのだけど、

まだ太ももの内側が痛いな・・・

 

運動不足解消のために、

やらないよりは良かったと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜のNHK番組「クローズアップ現代」

2020年4月22日㈬

風が強くて寒い一日でした…23:26現在、今も外は強風です*1

 

 

22:00から放送された今夜のクローズアップ現代

演出家の平田オリザさんが出演していました。

 

昨年の夏、

福岡で開催された、

平田さんの演劇手法を使ったコミュニケーションワークショップ

に参加した折、現場で実際にお会いしたことがあるので、

親しみを感じてテレビに見入る・・・

 

 今はお隣、福岡県に移動することはできないだけに、

懐かしいなぁ・・・

暑かったなぁ・・・

 

 

 

平田さんは番組内で、

音楽ライブや、舞台演劇、オーケストラ、古典芸能、コミケなど、

様々な分野におけるイベント自粛によって、

「文化」が衰退していくのではないかという危機感についてお話されていました。

 

 

アーティスト、俳優、演奏者などだけでなく、

音響設備や配給会社、芸能事務所など、

文化に携わる人は広範囲にわたるので、

今回のコロナショックが収束した時に、

どれくらいの人が転職や廃業を免れて踏みとどまっていられるか。

 

 

文化の担い手とともに、それらを受け取る側の両方に痛手が・・・

 

 

文化を支える担い手がいなくなることに対する危機感を

改めて痛感しました。

 

 

ネット配信によるライヴで、

普段よりも大勢の集客に成功しているアーティストがいることなど、

新しい取り組みに希望もあるけれど、

アンケートをとれば、やはり現場で実際に舞台を味わいたいという人が9割だとか。

 

 

 

最終的には、生の舞台を見に来てもらうことが目標であると。

 

 

 

番組の最後に演出家の宮本亜門さんが、

今、アーティストが自らを否定してしまうことが一番危険であり、

ものづくりをやめてしまってはいけないのだとおっしゃっていた。

 

 

 

 

 

日本人は、日常的に恩恵を受けている「文化」というものに対する

意識が欧米諸国のように高くはないかもしれないけれど、

それぞれが大切にしてきた歌やダンスや音楽や演劇や絵画や・・・

日々私たちの心の根っこを支えてくれている「大好きなこと」

ができなくなるようなことになっては、生きる楽しみが減ってしまう。

 

 

 

 

一番大切なのは当然「命」に決まっているけれど、

今の状況が収まってから必要になってくるのは、

楽しみや癒しや、励みになる、

人間/人生を支える文化なのだと強く思います。

 

 

 

今の私にとっては、絵を描くこと。

美術が中心にある生活を諦めずにいることだと思っています。

 

 個人・公共問わず、

人が集う「美術教室」という場所も守らなくては。

 

 

気長に、小さな作品を描いていこうと思います。

そして発信も。

 

 

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 ただ、

困難な時代のあとに花咲くのも文化。

美術史を大局的に学び直す良い機会だとも思っています。

 

 

 

 

 美術文化も、音楽文化も、演劇文化も、

もっと日常的な食文化も、服飾文化も・・・

 

変化は免れないとしても、

私たちが受け継いで営んできた多様な文化が

簡単に消えてほしくないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:+_+

テレワーク、オンライン(・・?・・・・・ありかも。

2020年4月18日㈯

 

 

本日、初めてのツイキャスライヴを体験!!!

 

 

今年10周年記念イヤーのギタリスト

西村歩さんがライヴ配信されるというので、

日々、ステイホームを実践し続けている自分への

久し振りのご褒美として、権利を購入。

 

 

今夜、配信視聴しました。

 

 

アナログ人間を自覚している手前、

昨今の「テレワーク」や「オンライン~」には

興味を持たないように、あえて距離を保ってきたし、

なによりちんぷんかんぷんだった・・・・。

 

 

 

 

しかし、体験してみると、

 

これありだな~と

実感。

 

 

「場所」は共有しなくても、

「時間」を共有できるのは楽しい。

 

 

 

 

コメントも投稿できて、読むのが楽しい。

 

実際のライヴでは、

心の中で感じていても言葉には出さないことを、

文字や絵文字で表現できるし。

 

 

今日は早々と風呂に入り、

夕食ともにライヴを楽しませて頂きました( *´艸`)

 

 

 

新しいことも悪くない。

 

 

 

 

 

 

文化活動が停滞していくように感じる、そして新しくなっていくような感じもする。

2020年4月17日㈮

 

昨日のうちに日本全国に向けて

緊急事態宣言が出された。

 

 

もちろん私が住む大分県も緊急事態宣言下に入った…

 

 

こうやって、

記録のためにブログを更新しながら感じるのは、

いつまでが普通の生活感覚だったかっていうこと。

 

もちろん「普通」の定義が何かは

人によって違うだろうけど、

 

私にとって、

「普通」の日々に感じていたのは、

いつ頃までだったか(・・?

 

 

確か、2月末。

学校が休校に入るまでは、

例年通りの忙しい年度末の生活を送っていて、

卒業式がなんとか執り行われて、

そこから、1週間単位で急速に事態が変化し続けている。

 

しばらく会っていない

美術教室のこどもたちや生徒たちはどう感じながら過ごしているのか。

 

 

地域によっては学校が再開されたところもあるけれど、

一瞬だけ、平常が戻ってきたような気がしていた中の、

再びの休校措置だからなぁ

 

 

「まるで戦時中」といった言葉を耳にすることさえある。

 

だいぶ前から、

感染症パンデミックは危惧されてきたわけだけど、

実際に直面すると、

何というか、こんなにも生活や心情に変化が起きるのだと

強く感じています。

「混乱」という表現の方が近いかも。

 

 

これから先のことを考えるに当たって、

これまでと同じような「普通」を取り戻す

というのは適切ではないと考えてはいます。

 

これまでの「普通」が招いたパンデミックなのだろうから、

新しい「普通」とか新しい生活文化を創っていくというのが、

筋道だろうとは思う。

 

 

だけど、新しい「普通」といってもすぐには思いつかないし、

もうそれが始まっているとしても、

私も含めて、「また元通りになる」と思っている人の行動が

変化していくのには時間がかかる。

 

それが定着し始めるのが年単位ということなのでしょうか(・・?

今、試算されているパンデミックの収束時期でもあるのでしょう・・・

 

 

果たして

どう変わっていくのか。

どう変わらなくてはならないのか。

 

 

 

人と人との物理的距離をとりながら、

コミュニケーションと経済活動を続ける。

同然、自然を大切にしながら。

 

新しい都市観。

新しい生活文化のイメージ。

 

 

まさか、こんなに早く自分が生きている間に

この問題にぶち当たるとは思わなかった。

 

 

50~60年は先だろうと悠長に構えていた問題が、

突然目の前に立ちふさがってきた・・・

そんな感じです。

 

 

まさか、パンデミックがねぇ・・・・

 

 

 

先週くらいまでは、紙芝居制作に追われて気が紛れていたのか。

はたまた、疲れていたのか。

テレビやネットニュースにへこんだとしても、

冷静に考えてみる余力はなかったが・・・

 

 

 

 

家にいる時間が長いと、

これまでの時間の使い方にも疑問が生じてくる。

 

 

通勤の時間とか、

食事のことをまじめに考える時間とか、

家族と過ごす時間とか、

いろいろと何も考えずに、

ずるずると、

仕方ないよで、

結果的に犠牲にしてきたものがあるなぁ

 

 

 

 

 

 

きっと新しい人間の生き方を始める時がきたんだなぁと

今、感じているところです。

 

 

 

 

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 そういえば

 庭の畑づくりも途中のままだった・・・