続・懐かしい彼のこと。
今くらいの季節、
ヘム君は毎日セーターを着ていた。
春先まで毛は伸ばしっ放しでボサボサしてて、
それはそれで可愛いかったな。
とにかくお散歩が大好きで、
雨の日も、雪の日も、外に出かけた・・・。
車に乗るのも大好きだった。
でも、家の中ではコタツや布団に挟まって暖をとっていた彼。
ヘム君は連れ合いに何かと厳しい態度をとることが多かったが、
なかなか良いコンビだった。
13歳の時には、初めての手術もした。
この頃から、少しずつ歳をとってきたと感じるようになったかな。
私の携帯の中にはまだまだヘム君の画像が残されていて、
こうやってひとつひとつ見ていくと、
まるでまだ元気に生きているかのよう。
写真って不思議です。
特に今の家に越して来てからのものは、
背景に映り込む部屋の様子が、現在のかちゃねこ猫時代(ポストヘム時代)と同じ。
時間経過の前後が近くて、ヘム君がいないという事実が突きつけられる。
3年が経つのにな。
ヘム時代は14年8カ月あった。
今となっては、我が家の猫時代が今後一層長く続くよう、
ヘム時代の教訓を活かして飼い主家業に励みます。
※猫時代を予感させる一枚。