2018年始まる。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
今日は1月4日(木)。
仕事始めの日。
元旦から3日まではのんびり過ごしました。
姪っ子の凧揚げを記録したり。
ねこ正月したり。
変な寝方をしていたり。
野鳥を狙う者もあり。
ズボンの中に手を突っ込んで温まる者もあり。
遊び疲れて伸び切ってしまった者もあるお正月。
煮詰まっていた新居探しも、新たな情報とご縁あり。
それはそれは、灯台下暗しで・・・。
生まれ育った町の商店街に空き家情報多数。
3日(水)に初めて立ち寄った以前から気になっていた、珈琲豆の量り売りのお店「はなcoffee」の方に教えてもらいました。2年前位に開店した、おそらくこの商店街で最も新しいお店だと思います。
昔は酒蔵が立ち並ぶ賑やかな商店街だった通り。
古くて重厚な作りの建物(明治~大正期?)も並んでいますが、
最近は空き家が目立ちます。
珈琲屋さんも元は酒蔵だったとか。
写真館や旧印刷所、郵便局などもあって、なんだかいいな~。
なんで、今まで気が付かなかったのかな?
車でなく、歩いたからかな?
先入観なくじっくり見てみると、魅力的なものがたくさんあった!!!
以前からお世話になっている先生が運営する展示館もあり。
↑実は昨年、この個人美術館に、私の油彩画を預かってもらいました。
白壁の大黒様の釣り竿は本物(木製)です。かわいいお姿。
別の家(空き家)の風神雷神も素朴でかわいい。
この商店街は、海辺の実家からも車で10分程度の距離なので、
また何度か通って、空き家の様子を窺がってみようと思います。
行政機関が管理とお世話をしている空き家バンクには登録していない物件ばかりなので、この辺りは大家さんと直接交渉のパターンになるはず。大家さんたちも、昔の賑わいが懐かしいのだとか。だから、住居としてではなく、商店として活用してくれる人に扱ってほしいらしいのです。
この商店街の近くに広い無料駐車場が整備され、なんだか良い予感がする。
珈琲屋さんは、近所にパン屋さんが入ってくれると嬉しいな~と言っていました。
確かに。それ、とても良いです。
ここで、ゆるやかに想像してみます。
もしも、もしも、
私たちが、もしここで経営に乗り出すとすれば。
まずは、
「やまねこ(美術)書房」と、名付けてみましょう。
美術系古書中心で、
トーストとハーブティが出せます。
珈琲や、定食をお求めの方は、近所のお店をご紹介します。
時間帯によっては絵画教室が始まります。
といったゆるやかな感じになります・・・。
会話がのんびりと弾む空間。
店の奥の縁側には猫が日向ぼっこしている。
いいな。
さて、現状の持ち物について考えてみる。
現在の家の中の荷物の、3分の2以上を占める美術関係の本や道具や、絵やモチーフや諸々の物がそのまま生かされるとしたら最高です。私と連れ合い合わせて40年分の美術関係の荷物を、捨てるとか、どこかに押し込むとか、全然考えられない。
できれば、物に働いて(眺めて楽しませて)ほしい・・・。
人生のほとんどを投資してきた「物たち」に、是非とも働いてほしい。
今度は、私たちが見守り役になる番です。きっと。
新しい出会いは、新しい可能性を想像・創造させてくれます。
確かに一見老朽化している建物ばかりでしたが、わくわくしたのは確か。
できるだけ早い時期に、元呉服屋さんの建物の中を見てみたい。
中には、茶室があるのだとか。
懐かしい商店街にいろんなお店が入ってきて、
私たちもそこにいて、
新らしく賑わう姿を思い描いた(初夢?)
2018年のお正月でした。