秋はあっという間に。
10月に入っても暑い日があるもんだ・・・と嘆いていたら、
一気に朝晩が冷え込んできて、厚手のかけ布団が必要な気候となりました。
そして、
ここ国東半島は秋に入ってイベント目白押しです。
昨日日中は、豊後高田市田染荘小崎の収穫祭に参加しました。
荘園マルシェを堪能した後、油彩画制作のための写真撮影とスケッチを行いました。
夏場の風景と一変↓
ユニークな案山子も現れ、すっかり秋です。
収穫祭のその後、
車を走らせ真玉海岸へ。
昨日まで、干潮と日の入りの時間が重なるとのことで、
夕日鑑賞の人出はたくさん。
お天気は曇りだったので、夕日自体は眺められませんでしたが、
空と水平線と砂浜の様子は幻想的でした。
その後さらに車を走らせ、国見町へ。
母の故郷、櫛来ではケべス祭という火祭りが執り行われました。
このお祭りで振りまかれる火の粉を浴びると1年間無病息災とされるため、
毎年10月14日のお祭りの日には、多くの見学者がやってきます。
今年は昨年より人出が多かったような気がします。
私はエキサイティングな火の粉の浴び方は好まないので、
落ちたシダの火に近づいて、近くの子どもたちと一緒に「神様の火」を眺めました。
今年も無事にケべス祭が終わりました。
何度見ても、こんなに火を焚いてもよいのか(・・?
と心配になる祭りではあります・・・。
火山島である国東半島にはたくさんの谷がありますが、
谷ごとに特色ある祭りや習俗が今も残っています。
国東半島では、安岐、武蔵、国東、伊美、来縄、田染の谷を六郷と呼びますが、
この谷に独特な仏教文化が花開いて今年で1300年目になるそうで、
「六郷満山1300年」を記念したイベントも各地で行われている2018年です。
そして、平成最後の年でもあります。
これから1300年後の国東半島はどうなっているのやら。
さっぱり想像できませんが、田染の棚田景観や国見のケべス祭りが残っていたら、
すごいぞ!国東半島。