かちゃねこの日記

猫たちと過ごす平凡な日常の1コマ

今日は60年後の2月9日ことを想像してみようと思います。

2080年2月9日はこれから60年後の今日です。

 

 

さっきTwitter上で奈良美智さんの投稿の

2080年についての記述を読んで、ふと考えてみようと思いました。

 

 

少し長くなりそうなので、午後のこども教室が終わってから

パソコンの前に戻ろうと思います。

 

 

・・・

 

先程こども美術教室が終わりました。

小学生以下の年齢層、

少人数(定員5名までで、今日は4名参加)で水彩画を描いていますが、

少なくない人数です。

 

 

 

現在、アトリエアルテのこども美術教室に在籍している生徒さんは

12歳~5歳まで。

 

60年後の2080年はまだまだ健在であることが十分可能な人たちです。

私の姪っ子や甥っ子も健在であるでしょう。

 

私はというと、102歳。

よっぽど長生きしていない限り、

もういません。

 

まず、いない。

 

 

 

この先1~3年・5年とか10年とかのスパンで、

自分の在り方を想像して、

目標を立てたり、準備したりはやってきたと思います。

今の自分があるのは、過去の自分が選択した結果なので、

これ以外にあり得なかった状況を生きている訳で、

日々、行く先を見据えながら、微調整しつつ、

またこの先3~10年くらいは何とか想定していくのだけれど・・・

 

 

60年先はなかなか考えてこなかったなぁ。

 

 

私が20歳の時に60年後を想像しても、その時は80歳だから、

20歳の自分は、自分が80歳まで生きているかどうか自信がなかったろうな。

と思います。

 

 

 

奈良美智さんのコメントには気候変動のことが

懸念されていました。

 

 

60年後の地球を私なりに想像してみる。

 

現状がこのまま続けば、

気温がかなり上がっているだろうし、

絶滅危惧種の動植物は絶滅しているだろうし、

人類も平和が保てなくなって、国際条約や国の枠組みなんかも

あやふやになって、人類史上例のない惨状に・・・

 

なんてことにはなってほしくはないけれど。

 

 

今の選択が将来の現実をつくるわけだから、

なってほしくない未来の方が具体的に想像がつくのは、

やはり「今」問題が山積している。

 

 

その問題をどう解決していくのかを、

今現在大人である人たちは、未来の現実に向き合う機会がまずないので、

考えることをしません。

私も含めて。

 

 

ただ、今ある問題には色んな種類があって、

ひとそれぞれに向き合っている問題がそれぞれにあって、

ちょっとずつ違う。

 

 

奈良美智さんが問題にしているのは地球規模の大局的な問題で、

個人が日々直面する様々な問題の延長上に必ず繋がっている問題ではあるけれど、

ではすぐに何か行動を起こすことで、即解決することでもない。

気がしている。としておこう・・・

 

 

生活に関すること、健康に関すること、人間関係に関することなどなど。

個人の向き合っている何とかしたいことが多々あって、

それらには対処できるかもしれないけれど・・・

 

 

 

60年後のことを想像してみるけれど、

自分がいない世界を思い描ける人がどれくらいいるのか。

 

わからん。

 

ただ、アーティストや芸術家と呼ばれる人たちには

想像することはできるかもしれない。

抗議や表現も。

 

 

今、私は紙芝居制作に携わっていて

400年前に存在していた人物のことを絵に描こうとしています。

 

400年前の話が現在にも伝わっているのは確かです。

 

 

未来のことを想像して、

未来を変えるための行動(映画の主人公みたいな話・・・)は

 

難しいかもしれないけれど、

過去から伝えられたことを未来に繋ぐことは私にも可能です。

 

 

 

 

2080年2月9日、もしまだ自分が存命で、

紙芝居をまだ描いていたら、そりゃ奇跡です。

 

 

灯油代も電気代もかからない

あったかい冬が当たり前になっていたりして・・・(=_=)

年中、半袖のおばあちゃん。

服の色はカラフルでありたいな。

 

 

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自分はいないかもしれないけど、

今知り合っている人がまだ生きているくらいの近未来について

今の時間を割いて想像してみるのは、必要かもしれない。

 

 

現在ご縁のある猫たちにも感謝。

いつもありがとう。