新しいアイデア
2020年3月1日㈰
予想もしなかった新型肺炎の流行。
現代の日本がこんな事態になるとは・・・
「日常」と思っていた生活パターンは案外脆くて、
2月28日の安倍総理の発表を機に、一日にして大変化。
新型肺炎に罹患する恐怖よりも、社会混乱が怖いぞ。
スーパーやドラッグストアのトイレットペーパーは軒並みの品切れ。
人口2万人ちょっとの田舎です。
しかし、こんな田舎にも余波が・・・
私も噂(デマらしいが、実際の画像が添付されているもの)をFacebook上で見て、
28日の夜には一旦買い物に出掛けてみたけれど、
本当に、紙類が何もない風景を見て、
それ以降は紙類を求めるのをやめました(=_=)
今日も食料品を近所に買いに行ったけど、まだ紙類はなかったな~
デマといえども、こうなったらすでに現実ですけど、
慌てないに限ります。
そこで、ピンチはチャンスという昔ながらの考え方をもってして、
これを機に新しい紙に関するアイデアを考えてみました。
まず、問題や疑問を書き出してみる(@_@)
①オイルショック以来、一向に進歩していない日本人の紙類に対する観念の問題。
②今現在、紙を主としているトイレの後始末用品は紙でないとできないことなのか(・・?という疑問。
③紙がなくなると思うとパニくる日本人のために、紙を家庭でつくる方法はないか(・・?
④トイレットペーパーを一日にどれくらい使用するものなのか、消費量を知らない人が多いと思われる。
以上の4点について、私なりにぼんやりと考えてみました。
(今日から美術教室アトリエアルテも4月まで休業するので、この間を有意義に過ごしたい!張り子のだるま用の新聞紙ならたくさんあるそ!の心意気で、張り子作業と、紙芝居制作と、新しいアイデアを考える時間として、この期間を凌ぐことにしました~)
さっそく、
上記①について、なぜ日本人はこれほどまでに「トイレットペーパーが不足するのではないか?」という情報に毎回振り回されるのかという問題。確かに私たち日本人にとって「紙」はなくてはならない文化(ユネスコの無形文化遺産にも和紙が登録済)です。1世紀ごろ中国で蔡倫(後漢の人物)という人が「紙」を発明してから、世界中で「紙」はなくてはならない存在になりました。本や様々な書類、絵画、民芸品など、今でも「紙」は人類にとって大きな役割を負う素材です。最近は情報伝達手段としては、徐々に紙媒体からインターネットなどを介した電子媒体に移行しつつあるとしても、やはり紙媒体(本やリーフレットなど)は身近な情報源です。そういえば、東京都北区の紙の博物館に行ったことを思い出すな~・・・
では、日本において毎回の社会混乱時に流れるデマの主役、生活必需品トイレットペーパーが製造され始めたのは一体いつからなのか?それまでは、どうやってトイレの後始末をしていたのか(・・?ということが気になります。トイレットペーパーに対する執着はどこからやってくるのか・・・ということについて考えてみたいと思います。
長くなりそうなので、一旦夕飯のカレーを食べます。
今日もきのこたっぷりインドカレー!
(きのこ類には免疫を高めるビタミンDが含まれているそうです)
トイレットペーパー考察のつづき・・・
「トイレットペーパーの歴史」について早速ウィキペディアで検索してみました。
最初の工業製品としてのトイレットペーパーは、1857年にアメリカの実業家が製造したもののようですが、時代や国によってさまざまなトイレ文化・・・。
用をたしたあとの処理は→紙を使わず、素手や葉っぱや、木片など、
驚愕の歴史が!!!( ゚Д゚)
しかも大正時代くらいまでは日本も葉っぱや木片が大多数だったって。
一番驚いたのは、権力者の中にはお尻拭い係のような側近がいたそうな。。。という記述。なんじゃそりゃ~~(・・?
あくまでも、ウィキペディア情報ですが・・・。
現在では到底考えられませんが、
トイレの後は、当然、自分で拭える人は自分で拭うものだと思っていたのも自分の固定観念だった(・・?
①については、トイレットペーパーの歴史を掘り下げることで、いざとなればトイレットペーパーがなくてもなんとかなる!と思えるようになります。
次に②今現在、紙を主としているトイレの後始末用品は紙でないとできないことなのか(・・?という疑問。について。
①で得たトイレットペーパーの歴史の知識(のようなもの)を活かすならば、紙でなくてもトイレの後始末は可能だと思われます。最悪素手もありなんですから。
洗えばいいってこと(・・?
この場合、水の確保は重要です。
水がなければ植物か?
ただ現実的に水洗トイレで使用することを考えるならば、紙以外は溶けないから「流す」ことはできない。では、流さなければよいのでは?中国では紙を流す行為は非文明的とされるとかウィキペディアには記載されていたけれど。確かに、必ずしも水で流す必要があるか?と問われれば、災害時の断水でも水がなくて困るわけだし、水を使用しないトイレシステムがあったら、助かるかも!
猫は砂だ。
なぜか、みろ君は犬用ペットシーツ。でもこれは紙だ・・・
そろそろ人類のトイレシステムに革新的な変化が起きてもよさそうです。
そして、
③紙がなくなると思うとパニくる日本人のために、紙を家庭でつくる方法はないか(・・?
どうしてもトイレの紙文化を続けるのならば、家庭用発電機のように家庭用トイレットペーパー製造機があってもいいな。
我が家は共働きのため、毎回資源ごみの日に古紙を出し忘れて、今や天井に届きそうな紙の山。これは資源の山。
ここからトイレットペーパーを作れないか?
そんな機械があったら便利だろうけど、きっと高価でしょうね。
トイレットペーパーを購入した方が安いなんてことになるのがオチかもしれないけど、
あったら助かるな~( *´艸`)
最後に、
④トイレットペーパーを一日にどれくらい使用するものなのか、消費量を知らない人が多いと思われる。
ウィキペディアには日本人が消費する1年間のトイレットペーパーは一人当たり8㎏とありましたが、ピンときません。
では、
実際に測量してみようと思います。
(しばしトイレへ・・・)
1回のトイレで使用するトイレットペーパーの長さを仮に2mとしましょう。
(くるくるくると3回くらい巻き取った程度の長さ)
我が家で購入している1個40.5m×12ロールのトイレットペーパーを例にすると、
1個で20.25回使用できます。
ひとり頭で換算すると→一日に多くて10回トイレを使用しても2日で約1個を消費。
とすると、
2人家族なら一袋で約12日間もちます。
4人家族なら約6日間もつことになります。
節約すればもっともちこたえられるかも。
1個40.5mのトイレットペーパーなら家族4人でも、
とりあえず12ロールあれば1週間程度はなんとかできそうです。
それぞれの家庭における大体の消費量が分かっていれば、
むやみに買いだめに走らずに済みます。
この際、トイレットぺーパー消費量調査を家庭内で
実施してみるのはどうでしょう(・・?
個室での個人によるトイレットペーパーの巻き取り作業なので、
意外な人が「使いすぎだよ!」
かもしれませんし、
家庭内における資源に対する共通認識を深める良い機会にもなる。
※現時点で、冷静に今回のブログ内容を振り返ってみての感想↓
「新しいアイデア」に関する内容で、現在3000字を超えたぞφ(..)
書く必要のない事をだらだらと書くのは楽しいもので、
これが何かの課題レポートだったらきつい・・・(-_-;)
では、4000字までいってみよう!
新しいアイデアについての総合的な考察。
今回の新型肺炎流行を発端にしたトイレットペーパーの買い占め行動の根底には、
今や生活様式が画一化している日本人にとって、「それ以外に考えられない」といったトイレの後にトイレットペーパーを使うことに対する固定概念と、
さらに「なくなったら絶対に困る」といった強迫観念による誤った思考の結果であると推測します。
昭和30年代以降から、一般家庭にトイレットペーパーが工業製品として流通し始めてから、ずっと続くトイレットペーパーがなくなることに対する不安感。
一体、なんなんだ・・・これは。
「トイレの神様」もびっくりの現代病かもしれません。
資本主義社会の宿命か(・・?
今後も気を付けなければならない、
不安を煽るさまざまな噂やデマ。
困った時に、お金をかけずになんとかするって大切なだぁ。
オレオレ詐欺もそうだけど、
慌てた時に、お金が絡んで即解決しそうな事には注意が必要だと思います。
今日は、久しぶりに午後からのこども美術教室が
お休みだったので、時間をかけて色んな事を考えてみました。
確か今日3月1日の日中、糸井重里さんがリツーイトしていたのは多分こんな内容だった↓
「漁師さんは、海がしけの時には陸にいて、漁で使う道具や網の手入れをして、
次の漁に備えている。今やるのはそんな過ごし方。漁師さんに学べ。」
まだ今日は体調が万全じゃないから、
一気にやりたい事をやる気力はないが、
こうやって何となくでも考えたことを、何かに生かせるように、
せめて考えたことのかけらを残そうと思います。
ただ、
気力はやり始めてから戻るっていうこともあるだろうから、
明日は制作再開します。
画像もなく、文字だけのブログですが、
不思議と紙に手書きだとここまでは書かない。
私は紙が好きだけど、
電子媒体も悪くないと思える。
ただなんとなく、ぼんやり書いてみた。
葛飾北斎が「漫然とかいた画」といったのが、
漫画の語源とも言われているようだけど、
今日漫然と考えたことが、新しい何かに繋がればいいなと思います。
さて、そろそろ4000字の文章になります。
つづく