若宮様が通る!
今夜は私たちが住む町、
お神輿が川を渡り、お宮に帰って行く日です。
夜になり、間に合わないか(・・?今年は見なくてもよいかな(・・?
などと考えてもみましたが、
好奇心が勝った・・・
夕飯後、桂川方面へ早歩き。
大たいまつがぼんぼん(竹が破裂する音の表現)燃えていた!
結局、今年は鳥居の前でお神輿を待ち伏せることに・・・。
しばらく待っていると、
威勢の良い掛け声とともに若宮様のお神輿がやって来た。
大分県警の警察官の方々も見守る中、
大勢の人を引き連れて、交差点の真ん中をやってきた。
観客もぞろぞろとついてきている。
お神輿の行列です。
裸祭りと呼ばれるだけあって、
締め込み姿の男性がたくさん。
普段の現代的な生活から、一変。
信号も、交差点も、神様が通るために、ストップ。
褌(ふんどし)姿で、道路の真ん中を大勢で走っても
何ともない日。
こういうところが、伝統的なお祭りの好きなところ。
ずっと受け継いで、続いてほしい。
この祭りが継続している間、この町は大丈夫だなって、
直感した。
もし、自分に息子がいて、「お神輿を担ぎたい!」と
言ってきたら、良く言った!と伝えるでしょう。
そして、空を見上げたら、今夜の月が綺麗だった。
このお祭りが終わると、
豊後高田も徐々に寒くなってきて、冬が近づいてきます。
お祭りには、いつも季節感を感じます。
これから、自宅で地道な手仕事をみっちりやることになっても、
こんな風に外気を吸いに出られるのなら、
頑張れるなぁ。
この町に住んでいることを誇りに思うとともに、
なんだか、おもしろくなってきた!
2回目の裸祭りでした。