本のバトン
辻惟雄氏の著書『日本美術の歴史』の中で記述のあった、
梅原猛氏の著書について、無性に気になり古書を入手してから数日。
梅原猛氏の著書は以前に『地獄の思想』を読んだことがありますが、
それ以来、久しぶりのご縁です。
『日本の深層』を読み終え、
今度は、やはりこの本の中に記述のあった、
宮沢賢治氏の童話『なめとこ山の熊』が気になり、
自宅にあった宮沢賢治集を引っ張り出す。
枕元に置いて2日間。
やっと今夜ゆっくりと本を開くことができそうです。
悲しいかな、
睡眠欲が勝ることが多いだけに、
一日の終わりに読みたい本を読んで眠りにつけたら、
これは最高に幸せです。
仏教伝来の以前から日本人の精神の根底に流れ続けるという、
自然と一体となった感性について、
じっくりと考える時間を持ちたいと思います。
私が国東半島に住んでいることの意味を
新たな視点で捉えなおすためにも。
今日のこども美術教室は「落ち葉を描こう!」第3回目でした。