お正月飾りめぐり
連日晴天続きの豊後高田市。
今日は昼食後にご近所の昭和の町を散策。
来週からはこども美術教室が始まっているから、
土曜日の午後に出掛ける機会は、
お盆まではもうないなぁ~
というわけで。
気を引き締めて、
様々なお正月飾りを眺めて歩きました。
(実は年末28日くらいからウォーキング中に正月飾りチェックしてました。)
今年は「しめ飾り」をピックアップ。
宮町方面から昭和の町メインストリートへ徒歩で移動しました。
宮町は豊後高田の飲食店街です!
いきなり、
赤いしめ飾りに目を奪われる!
まるで振袖を着た女性のようです。
稲わらではなくオール水引。なんて華やかなんだ。
伝統的な稲わら素材を用いつつも、
水引や扇があしらわれたおしゃれなしめ飾り。
令和2年はしめ飾りに一層バリエーションが増えているのか(・・?
赤い水引が華やかなしめ飾り。
そして、何より稲わらが立派です。途中が太い!
つづいて、
ウラジロと橙と紙垂(しで)のしめ飾り。
日本の古き良き伝統を感じます。ほっとするなぁ~
門松を飾ってあるお店も!
やはり神様の依り代の代表格です。
門松に出会うとお正月気分が格段盛り上がります。
なんと、
伊勢海老をあしらったしめ飾り!!
大きい!お正月に良いものに出会ったって気持ちになります。
松と鶴と水引、そして稲穂。
真ん中の結び飾りが華やかです。鶴が羽ばたいているみたい。
お花屋さんの正月飾りは生け花でした。
花瓶の松竹梅がいいなぁ。陶芸でやってみたいです。
そして、だるまさん発見!!!
艶やかです。金の亀に銀の鶴。
良いことがたくさんありそう!
「家内安全」が心に響きます。
THEしめ飾り!紙垂(しで)の白が清々しい。
橙がつやつやだぁ。実家は毎年このタイプです。
扇、南天、松、鶴、水引などの縁起物が結ばれています。
丸くてかわいい。
足を止めて、昭和の町のおさすり布袋様とパチリ📷
布袋様、いつも笑ってます。
途中、
姪っ子に書いたはがきをポストに投函。
昨日、りぼん結びができるようになったらしいので、
お祝いの一筆。
現役ポストのようです。
しめ飾り鑑賞に戻ります。
現代的なコサージュ風しめ飾り。
カラーリングした稲わらがクール!
しかしながら、稲穂があしらわれていて伝統も外していない。
小粋なしめ飾りだ!
サイズ感に圧倒されます。
昭和の町のお店ではこのタイプのしめ飾りが多くみられました。
年末に荒物屋さんの店先で販売していたしめ飾りかも!
ということは地元の方の手づくりだと思われます。
我が家もこれにすれば良かった・・・
大きな橙が落ち着くなぁ。
やっぱり
昔ながらのしめ飾りは厳かで素敵です。
歳神様がやってくるって感じがします。
酒屋さんらしく、長い稲穂が堂々としていてお見事!
旦那は豊後高田にごり酒(西の関酒造)を買って帰りました。
鮮やかな色使い。それでいてシンプル。
この形おしゃれです。
昭和の町を歩く姿もだんだん様になってきた。
レトロな時計の上にはミニ軒が設置されていました。
あったかいんだから~♪
やっぱり昭和生まれは昭和の町が似合うなぁ。
もうすぐ家に帰りつきそう。
しめ飾りめぐりも終盤です。
獅子舞がセンター。かわいいです。
紙垂(しで)には伝統文様(青海波・市松そして亀甲?)
があしらわれていて、かっこいい!
最後に
我が家の今年のしめ飾り↓
市販品ですが、
稲穂が垂れているところとシンプルな色使いが気に入って購入。
それでいてボリュームもある。
稲穂感に惹かれました。
豊後高田昭和の町周辺
しめ飾りめぐりの総合感想↓
<令和2年のしめ飾りの多様性に驚くとともに、
現代人にとってもお正月飾りは重要なものであるようだ。>
この1年の無事を祈る日本人のこころが表れたお正月飾り。
もちろん飾りが出せない年もあるけれど、それを乗り越えて
また新しい年を迎える準備をする。
昔の人は無事にお正月を迎えることが、
その1年の目標だったのではないかと想像します。
狩猟や農耕が中心だった暮らしの中に生まれた切実な願い。
今も変わらない無事に生きることに対する願い。
今は、お正月感が減ってきているような気がしないでもない(・・?
ひと昔前は、車にしめ飾りを付けているとか、
商店はほとんどお正月休みとか。
世間がお正月を正月としていたような。
家の外でのお勤め人をしていると、
年度変わりが4月なので
なんだか1年が4月始まりな気さえしますが・・・
きっと 1年間をお正月を中心に丁寧に生活していったら
毎年自分に合ったしあわせがやってくるに違いない。
なぜなら、
それは自然のサイクルでもあるから。
そして、
来る2021年の我が家のしめ飾りは手づくりと決めています。
毎年3月頃に、
JAから庭で育てる稲セット(無料)が配布されるらしいので、
申し込んでみようと思います。
まずは稲を育てるところから。
そして、真ん中にだるまのモチーフを飾る!
もうイメージはできている。
もし、将来
門松をこしらえることができるようになったら、
大したもんだ~!
台所のミニお鏡餅はつきちゃんの
好奇心にさらされながらも、なんとか無事です。
鏡開きまで持ち(餅)こたえてほしいと願います。
以上、2020年お正月飾りリポートでした。