谷内こうたさんのこと
2020年6月29日㈪晴れのち曇りのち☂のち☁
明日で6月も終わりです。
今年度は…
月曜日が自宅教室/学校の非常勤講師勤務ともに
休日です。
今日は二人で、
国東市内の私の実家まで
お裾分けを貰いに出かけてきました。
キュウリやプラムや
手づくりパンやチャーシューなどなど。
日頃、
料理に頓着のない娘のために
母が作り置きをしてくれます。
あり難きしあわせ。
遠慮なく頂きますm(__)m
午前中の梅雨の晴れ間は気持ちよく、
紫陽花や空の色や風の感じに、
つかの間の休日を味わいました。
ただ、今日の目的は・・・
食料調達だけではなく。
実家に置いていたお気に入りの絵本を
自宅に持って帰るという、
密かな企みがあったので、
それもあって、
ほくほく。
とりあえず、10冊ほど見繕って
持って帰ったうちでも、
久し振りにいちばん見たかったのが
谷内こうたさんの絵本です。
読みたかったのではなく、
見たかった。
谷内こうたさんのことは詳しく知りませんでした。
いつだったか、
たまたま数年前に手に入れた
谷内さんの絵本の色が美しくて、
そして言葉がすくない、
絵本というよりは
画集といった感じの本が好きで。
懐かしいような、
少し寂しいような。
慌ただしい日常からふと
足を止めて
自分の呼吸を思い出させてくれるような。
ずっと気になってはいたけれど、
ずっとそのままだった。
だけど、今日は
谷内こうたさんのことをネットで検索してみました。
昨年
2019年7月2日に
ご自宅のあるフランスのルーアンで
脳出血のため71歳で亡くなられていました。
私の父よりも若い。
そして、たくさんの絵本の出版歴が。
油彩画制作されていたようです。
ただ、
私には今のところそれ以上はわかりません。
もうすぐ1周忌の7月2日です。
アマゾンで古本を探して、
谷内こうたさんの「のらいぬ」
を注文しました。
最近、寝る前に読んでいる
加古里子さんの
「絵本への道」
「だるまちゃんとてんぐちゃん」
で広く知られる
加古さんも数年前に亡くなられて。
加古さんは
紙芝居制作から絵本の道に入られた方です。
加古さんは45歳から本格的に絵本の道へ。
当時55歳が定年退職の時代に
10年早く早期退職して、
作家活動に専念するという。
描きたい作品を描くのに20年近くかかるから、
逆算して10年早く取り掛かったのだとか・・・
理系頭脳で綿密に時間の計算をされてのことです。
私は
何を残せるのか。
と考えてみる。
キャンバスの木枠がタマちゃんの
休憩所になって久しい・・・
教える立場にかまけて
絵を描かんなら
使うで。
と言われているようです・・・・
自分が5~6人いたら、
嫁も
先生も
油彩画家も
絵本作家も
学者も
動物の保護者も
全部に時間をたっぷりかけて
生きられるのになぁ
もしくは、
1日が48時間になるとか。
さらに200年くらい生きられるとか。
そんな気持ちも
絵本の中でなら
なんとか表現できるだろうかな。