かちゃねこの日記

猫たちと過ごす平凡な日常の1コマ

芸術の秋🍁

2021年10月16日㈯晴れのち☁

 

 

昨日は大分県立美術館へ。

鑑賞指導員の初仕事でした。

といっても、

既存の指導員さんとご一緒させて頂いたので、

なんとか、なんとか…💦

 

 

働きながら美術大学の通信課程に7年在籍し、

やっと取得した学芸員資格を生かす機会があることを期待しながら、

どれくらいが経ったのか・・・

学校の美術科「鑑賞」授業の自主研修も兼ねて、

今年度初めて応募した、大分県立美術館の鑑賞指導員。

 

非常勤講師調整休と重なる日にシフトを入れて頂き、

コロナ禍であれこれ中止や参加できなかったりを

乗り越えて、ついに本番がやってきた。

 

 

初の現場は、

「糸園和三郎展」

 

 

この日は、

小学5・6年生のこどもさんたちと一緒に

美術館の内外を見学したのですが、

鑑賞指導員(ガイドスタッフ)としての

自分なりのスタンスが醸成するまでには、

回数をこなすしかなさそうです・・・。

 

 

自分自身がワクワクしながら

美術館のナビゲーションができるくらい、

美術館に通うべし。

 

何よりも、

学校教育現場での美術科授業の「鑑賞」とは、

違った美術鑑賞のすすめ方があることを分かっていながら痛感。

ガイド中は予測できないことの方が多い。

まさか、トイレ休憩がトイレの鑑賞タイムになるとは( ゚Д゚)

美術館のトイレは学校や家庭のトイレとは格段に違う。

小学生のみなさんはそこも興味深かったみたいです。

 

 

教員免許更新講習のテキスト内容を読んで

理屈っぽくなっていた脳みそが溶けそうだった・・・

 

 

小学生の感性に触れ、

私たち大人はこどもという存在を

「育てている」つもりでいるけれど、

果たしてそうだろうか(・・?

 

どんどん見に行く好奇心。

なんとたくましいこと。

見守るだけで精一杯。

 

芸術の力、すばらしい。

 

お昼前まで美術館見学をして、

学校に帰って給食を食べることができる距離が

いいね。

 

 

私のホームタウン国東市からだと、

美術館への旅は、

移動時間を入れると一日がかりになるだろうから、

それだけで大人は準備や手続き満載の

「行事」として構えてしまいそうです。

 

 

小学生と一緒にドキドキの午前中を過ごし、

午後からけんしん美術展へ。

今年も出品しました。

 

 

 

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かなり明度を高くしたつもりだけれど、

展示会場で見たらさほど明るくなかった。

 

あれれ(・・?

 

やり過ぎたな。

 

控えることをやり過ぎた。

 

 

 

灯台と光。

 

けんしん美術展の締め切りが命綱で、

年に1作品しか制作できていない油画。

 

身近なモチーフが頼み。

「光は粒子のようにふるまう」

 

だったか?アインシュタインの言葉。

 

 

米麹を光の粒子に見たてましたが、

 

 

これはOK✨お気に入り。

 

 

体力気力がないくせにあれこれやりたがる性分で、

気が付けばバタバタと1年が過ぎている。

 

 

会場でたまたまお声をかけていただいたMさんは、

もうすぐ80歳なのだとか。

 

「来年は授賞式でお会いしましょうね!」

って、なんてアグレッシブなんだ!!

 

 

びっくりした👀💛✨

 

 

そうですね!来年は是非、授賞式でお会いしましょう!

 

 

 

芸術の秋、深まる。